事業案内

1. 調査研究事業

下水道管路に関する管理技術等の調査研究を行い、広く一般に調査結果を公表する事業です。下水道管路の適正な維持管理のために、耐久性、施工性、経済性、安全性等を考慮した管理技術及び効果的な管理手法等に関する調査研究を行っています。
最近の成果として次の図書等を発行しています。

【管路管理全般及び積算】
  • 下水道管路管理マニュアル -2023- -令和5年4月-
  • 下水道管路管理積算資料 -2023- -令和5年4月-
  • 下水道管路管理マニュアル -2019- -令和元年10月-
  • 下水道管路管理積算資料 -2019- -令和元年10月-
【安全管理】
  • 下水道管路管理業務における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン -令和5年2月-
  • 安全管理手順書 -令和4年3月-
  • 下水道管路管理に関する安全衛生管理マニュアル -令和3年3月-
  • 「見えない危険 墜落・落下による事故防止対策、急増水による事故防止対策」安全教育ビデオ(DVD) -令和元年6月-
【災害対応】
  • 下水道管路施設災害復旧支援マニュアル 風水害編 -令和3年2月-
【JIS規格】

当協会が原案を作成したJIS規格の制定と改正が行われています。

  • JIS A 7501 下水道管路維持管理計画の策定に関する指針
     制定 -平成25年4月8日-
     改正 -令和2年4月1日-

【担当部署】 技術部 03-3865-3461

 

2. 下水道管路管理技士認定事業

下水道管路管理に関する専門的技術者の資格である下水道管路管理技士の認定を行い、日本の下水道の安全確保をめざす事業です。下水道管路管理技士の認定は、下水道管路管理に従事する技術者の養成を目的として、平成10年からスタートしました。下水道管路管理業務に必要な知識と技術・技能を持つ者を、そのレベルに応じて認定しています。

資格の種類は、下水道管路管理総合技士(「総合技士」と略す)、下水道管路管理主任技士(「主任技士」と略す)、下水道管路管理専門技士(「専門技士」と略し、清掃、調査、修繕・改築の3部門に細別)の3種類で、下記のレベルを想定しています。

  • 総合技士:業務の指導監督、技術提案ができるレベル
  • 主任技士:業務の指示及び作業計画等の作成ができるレベル
  • 専門技士:清掃及び調査部門では機械操作を適切に行い、成果を報告できるレベル、修繕・改築部門では施工管理ができるレベル

試験は、種類別に年1回行っています。
上記の資格のうち、主任技士及び専門技士(調査部門)は、国土交通省の「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格登録規程」に基づく技術者資格として登録されています。
令和3年3月末時点の各種類・部門の登録者数は下記の通りです。

  • 総合技士         : 312名
  • 主任技士         :2,143名
  • 専門技士  清掃部門   :3,506名
          調査部門   :3,120名
          修繕・改築部門:3,050名

下水道管路管理技士の詳細については、資格認定制度とは をご参照ください。

下水道管路管理技士資格の活用の一環として、下水道管路管理業を営む者で、資格保有者を専任として営業所に配置し、業務に必要な機械等を保有するなどの条件を満たす者を、下水道管路管理業登録簿に登録し、公表する制度を平成15年10月から実施しております。登録部門は、「総合管理部門」「清掃部門」「調査部門」「修繕・改築部門」の4部門です。
令和3年3月末時点の登録社数は358社です。

【担当部署】 試験・研修部 03-3865-3575

 

3. 講習会事業

下水道管路管理に関する専門的技術者を養成するための講習会等を開催し、日本の下水道管路管理の技術向上や普及啓発をめざす事業です。
下水道管路管理に関する諸課題をテーマに、国、自治体、大学、民間企業などの専門家や当事者の講演を聞くセミナー、安全管理に関する講習会、管路協で作成したマニュアル等の普及を目指した説明会等を開催しています。

【担当部署】
総務課 03-3865-3461
技術部 03-3865-3461
試験・研修部 03-3865-3575

 

4. 展示会事業

下水道管路管理に関する最先端の技術や最新の製品を普及させるための展示会を開催し、日本の下水道管路管理の技術向上や普及啓発をめざす事業です。下水道管路管理技術施工展と修繕・改築工法説明会を行っています。

下水道管路管理技術施工展は、最新の技術・製品を一堂に集めデモンストレーションを行い、多くの方々にご理解頂き、ご活用頂くことを目的に、平成12年から開催しております。過去5年間の開催状況は下記の通りです。

  • 令和4年度:長崎市で10月20日に開催
  • 令和3年度:札幌市で9月16日に計画したが中止
  • 令和2年度:横浜市で10月29日に開催
  • 令和元年度:金沢市で10月3日に開催
  • 平成30年度:神戸市で9月27日に開催

修繕・改築工法説明会は、修繕工法及び改築工法の要点を各工法協会が説明するもので、実践的な内容となっています。毎年、施工展の開催されない自治体で開催しております。

【担当部署】 技術部 03-3865-3461

 

5. 技術開発事業

下水道管路管理に関する新しい技術の開発を推進し、日本の下水道管路の管理技術向上をめざす事業です。下水道管路管理業務の効率性又は安全性の向上に資する技術を公募し、その開発を支援しています。

これまでに支援の対象となった技術については、新技術支援制度の支援技術一覧 をご参照ください。

【担当部署】 技術部 03-3865-3461

 

6. 災害調査及び災害対応訓練事業

下水道管路に関する災害調査及び災害対応訓練を行い、日本の下水道管路の危機管理と国民の安全を守る事業です。

災害発生時には被災自治体からの要請を受け、管路協では下水道管路に関する被害調査や応急復旧等を行っており、会員会社が出動して業務に当ります。管路協が社団法人となった平成5年以降令和3年までに、23回出動しており、内訳は地震が13回、風水害が10回です。災害対応の詳細は、災害対応 をご参照ください。

災害出動に備えて、情報伝達、施設点検、機器操作などの訓練を自治体との協力などにより行っています。

【担当部署】 総務課 03-3865-3461

 

7. 展示会出展事業

下水道関連展示会への出展を行い、本法人及び本法人会員企業の紹介を行う事業です。
日本下水道協会が開催する下水道展や、各自治体が開催する下水道フェアなどに出展しています。

【担当部署】 総務課 03-3865-3461

 

8. 下水道管路管理キャンペーン事業

下水道管路管理に関する情報提供や意見交換を行い、会員の資質の向上を図る事業です。会員向けのメールサービスとしてほぼ毎週、様々な情報を届けているJASCOMA通信の発信、新聞・雑誌等への広告掲載などを行っています。

【担当部署】 総務課 03-3865-3461